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 JRR-4の概要

  施設概要  本体施設の概要と主要諸元  JRR-4 の運転

 1.施設概要
 JRR-4は、軽水を減速材、冷却材に使用したスイミングプールタイプの原子炉です。炉心は、プール内の炉心タンクと呼ばれる容器の底部に設置されています。最大熱出力は3500kWですが、 利用者の希望により、出力、運転時間、パターンを変更することができました。当初の目的は、原子力船「むつ」のための実験を行うことでしたが、その後、医療照射(BNCT)、放射化分析、 半導体用シリコンの製造、原子力技術者の養成等、様々の分野の研究者、技術者に利用されました。
 昭和40年1月に臨界に達した後、同年11月から利用運転を行い、平成22年12月まで運転を行ないました。運転時間38,820時間06分、総積算出力は79,534MWhでした。

JRR-4